【パソコン】MacBook Air 初期設定するべきこと5選
今回は、前回のレビューに続いて、MacBook Airの解説をします。
私のように、Windowsパソコンに慣れており、Macパソコンをはじめて購入した方は、ぜひ参考にしてみてください!
※本記事は、macOS Sonoma(現時点で最新版のOS)に対する設定を記載しています。
簡単に設定変更できないこと
私は、MacBook Airを購入した最初の1週間から2週間は、初期設定のことばかり調べて、いろいろ試していました。
その中で、意外と欲しかった情報を、まず最初に記載します。
それは、
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簡単には設定変更できないこと
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です。
下記に、簡単には設定変更できないことを整理しました。
簡単には設定変更できないので、慣れて覚える方がはやいかもしれません。
逆に、現在Windowsパソコンを所有されており、下記の内容の変更ができないことが、
どうしても嫌な場合は、MacBook Airの買い替えはあまりおすすめしません。
「半角・全角」ボタン
Windowsパソコンを使用されている方は、日本語(ローマ字入力)と英語入力の切替を、
キーボードの1番左上の「半角・全角」ボタンで行われている方が多いかと思われます。
MacBook Airには、残念ながら「半角・全角」ボタンはありません。
そのボタンを呼び起こす方法は無さそうです。(簡単にはできなさそうです。)
MacBook Airの場合、キーボードの最下段のスペース付近に「英数」と「かな」のボタンがあるので、そのボタンにより切替を行います。
もしくは、右下の「fn」ボタンを押すと変換できます。
どちらの方法でも、使いやすい方を採用されると良いと思います。
また、入力中に
カタカナやアルファベットなどへの変換方法は下記のとおりです。
ひらがなへ → F6
カタカナ(全角)へ → F7
カナカナ(半角)へ → F8
ローマ字(全角)へ → F9
ローマ字(半角)へ → F10
「閉じる、縮小」ボタン
Windowsの場合、アプリケーションを、閉じるや縮小(最小化)ボタンは、
画面の右上に配置されています。
MacBook Airの場合は、ボタンは画面の左上にあります。
この左上のボタンをWindowsパソコンのように右上にできないか?調べてみたものの
難しそうでした。(簡単にはできなさそうです。)
また、「閉じる」の意味も異なります。
Windowsの場合、「閉じる」ボタンを押すと、アプリケーションは終了されます。
MacBook Airの場合、「閉じる」ボタンを押すと、アプリケーションは閉じられますが、
バックグラウンドでは起動している状態となります。
イメージ的には、iPhoneのホーム画面に戻る動きに近いのかもしれません。
アプリケーションの終了は左上の☓(バツ)ボタンでは、できないので注意が必要です。
ショートカットキーを覚えた方が早いかもしれません。
「閉じる」は、「command」+「w」
「終了」は、「command」+「q」
です。
MacBook Airでは、「閉じる」と「終了」で意味が異なるので、
下記のように使い分けすると良いと思います。
すぐに使う予定がある場合 → 「閉じる」
使う予定がない → 「終了」
「閉じる」は、バックグラウンドでは起動しているため、再起動の時間がはやいです。
しかし、メモリの容量を使うため、たくさんのアプリケーションをバックグラウンドで起動していると、パソコンの動きが遅くなる可能性があります。
また、バッテリーの減りはやくなったりします。
「終了」は、完全にアプリケーションを停止させるものなので、「閉じる」と比べると再起動に少しだけ時間がかかります。
その分、メモリは使用しないし、バッテリーの減りもおさえることができます。
「閉じる」と「終了」は、それぞれに、メリットとデメリットがあるため、
使い分けが必要です。
「Deleteキー」を作る
Windowsの場合、入力した文字の右側を消したい場合、キーボードの右上にある
「Deleteキー」を押すことが多いと思います。
MacBook Airの場合は、残念ながら「Deleteキー」はありません。
Windowsの場合であれば、右上にある「Deleteキー」があり、とても便利ですが、
それをMacBook Airで再現することは難しそうでした。(簡単にはできなさそうです。)
「Deleteキー」の代わりは、下記のショートカットとなります。
「fn」+「backspace」となります。
このショートカットキーを覚えて使用するしかなさそうです。
もしくは、「Deleteキー」を使わないようにするしかなさそうです。
おすすめする初期設定5選
ここからは、私がおすすめする初期設定について紹介します。
文字変換
キーボードに文字を打ち込むと、何も設定していない状態で、かつ、Windowsパソコンに慣れている方であれば、とても違和感があると思います。
なぜなら、
・文字入力の途中で勝手に変換される
・Enterを2回入力しないと確定されない
といった設定になっているからです。
正直、Windowsパソコンに慣れていると、かなり使用感が悪くストレスがかかります。
同じような悩みがある方は、下記の設定をおすすめします。
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Google日本語入力のインストール
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下記の方法でインストールして、キーボードの設定をすれば解決します。
1.Googleで「Google 日本語入力」と検索します。
下記のページが見つかると思うので、ダウンロードしてください。
2.インストールする
ダウンロードされたファイルは、Mac Book Airの場合、
すべて「Finder」というアプリケーションの中の
ダウンロードに格納されます。
ダウンロードされたファイルをダブルクリックすると、インストールできます。
完了すれば、ダウンロードファイルはゴミ箱へ移して、消して問題ありません。
3.再起動後に、キーボードの設定を行います。
インストールが完了すると、再起動を行います。
その後の、左上のアップルマークをクリックすると、システム設定ができるので、
システム設定を行います。
システムを開くと、左のメニューバーに「キーボード」という選択肢があります。
次に、入力ソースの「編集」をクリックします。
下記のような画面が出てくるので、左下の「+」ボタンをクリックします。
言語を日本語にすると候補が出てくるので、「ひらがな(Google)」を選択します。
デスクトップ画面の上のメニューバーの下記の選択で、「ひらがな(Google)」をクリックします。
以上で、設定は完了です。
◯ (参考)
MacBook Airの設定を変更するだけでも、ある程度は悩みを解決することができますが、
私は変換の候補がGoogle日本語入力のほうが使いやすいと感じています。
commandキーの位置設定
MacBook Airの初期状態であれば、絶妙な位置にcommandキーがあります。
commandキーとは、
Windowsでいえば、Ctrlキーのようなものです。
コピー ( Ctrl + c )
ペースト ( Ctrl + v )
などのショートカットキーを使用されている方も多いかと思います。
しかし、初期状態であれば、commandキーが絶妙な位置にあるため、
操作が難しいです。
その解決策として、下記の方法設定をすることがおすすめです。
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キーボードの1番左下のキー(CapsLock)をcommandキーにする
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Windowsパソコンでも、キーボードの一番左下にCtrlキーがあるものが、
比較的に多いです。
中には、1番左下の隣にCtrlキーが配置されているパソコンもありますが、
それでも設定変更で1番左下に配置される方もいらっしゃいます。
MacBook Airでも同様のことが可能であり、
1番左下にcommandキーを配置することができます。
下記の方法で設定を行います。
左上のアップルマークをクリックし、システム設定を行います。
システムを開くと、左のメニューバーに「キーボード」という選択肢があります。
次に、「キーボード」をクリックします。
次に、下記のような画面が出てくるので、
「修飾キー」を選択し、「CapsLockキー」を「command」に変更する操作が
できます。
ちなみに、使用できなくした、CapsLockキーについては、Windowsと同じ機能です。
大文字入力をする際に利用するものです。
通常、大文字を入力する場合、Shft+◯(◯を大文字にしたいとき)
ですが、
CapsLockキーをONにすると、Shiftをおさなくても大文字が入力できます。
個人的には、Windowsパソコンを使用していたときも、利用したことがなかったので、
多くの方にとっても利用頻度は少ないと考えています。
画面分割
Windowsパソコンには初期設定の状態で搭載されている機能です。
アプリケーションのタイトルバーをドラッグして、左もしくは右端にあてると、
アプリケーションを2つ同時に見ることができます。
ファイルの移動やコピーなどの整理を行うときなどに使用すると便利です。
下記のようなイメージです。AフォルダとBフォルダを左右に並べています。
このようにすることで、AフォルダのファイルをBフォルダへ移すなどの作業がしやすくなります。
写真整理するときなども活用できる機能です。
上記のように、画面を分割するには、下記のアプリケーションをインストールすることで、可能となります。
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Rectangle をインストールする
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Googleで「Rectangle Mac」と検索すると、ダウンロードページがヒットします。
Google日本語入力と同様の方法でインストールできます。
F2で名前変更
MacBook Airでは、「Finder」というアプリケーションを使用して、データを管理することとなります。
全てのファイルデータは、「Finder」で管理されます。
Windowsでは、ファイル名を変更する際には、「F2」ボタンで可能でしたが、
MacBook Airの初期設定ではそのようにはなっていません。
下記の設定を行えば、F2ボタンで名前の変更が可能となります。
左上のアップルマークをクリックし、システム設定を行います。
システムを開くと、左のメニューバーに「キーボード」という選択肢があります。
次に、「キーボード」をクリックします。
まず、下記のとおり、左のメニューバーの「ファンクションキー」をクリックし、
「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」をONにします。
次に、下記のとおり、「アプリのショートカット」を選択し、「+」ボタンをクリックします。
すると、下記のような画面が表示されるので、「Finder」を選択します。
そして、下記のとおり
メニュータイトルに「名称変更」
キーボードショートカットに「F2」を入力します。
以上で、設定は完了です。
F2ボタンを押すと、名称変更が可能となります。
マウス設定
Windowsパソコンとは異なり、MacBook Airはとてもタッチパネルが優秀で、使いやすいと言われています。
私も実際に使用してみて、使いやすいと感じました。
しかし、
私自身はマウスに慣れているため、マウスのほうが操作しやすいです。
マウス操作をすると、MacBook Airの初期設定の場合では、Windowsパソコンと異なり、スクロールが上下反対となっており、違和感を感じました。
私と同じような悩みを持たれた方には、下記の対応をおすすめします。
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Scroll Reverser をインストールする
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Googleで「Scroll Reverser Mac」と検索すると、ダウンロードページがヒットします。
Google日本語入力と同様の方法でインストールできます。
以上が、おすすめの初期設定5選でした。
参考になれば幸いです。
今回はここまでです。ありがとうございました。
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