【パソコン】MacBook Air 初期設定するべきこと5選

2024年9月14日土曜日

#パソコン

t f B! P L

 



【パソコン】MacBook Air 初期設定するべきこと5選


今回は、前回のレビューに続いて、MacBook Airの解説をします。

私のように、Windowsパソコンに慣れており、Macパソコンをはじめて購入した方は、ぜひ参考にしてみてください!

※本記事は、macOS Sonoma(現時点で最新版のOS)に対する設定を記載しています。


簡単に設定変更できないこと


私は、MacBook Airを購入した最初の1週間から2週間は、初期設定のことばかり調べて、いろいろ試していました。

その中で、意外と欲しかった情報を、まず最初に記載します。

それは、


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

簡単には設定変更できないこと

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

です。


下記に、簡単には設定変更できないことを整理しました。

簡単には設定変更できないので、慣れて覚える方がはやいかもしれません。

逆に、現在Windowsパソコンを所有されており、下記の内容の変更ができないことが、

どうしても嫌な場合は、MacBook Airの買い替えはあまりおすすめしません。




「半角・全角」ボタン

Windowsパソコンを使用されている方は、日本語(ローマ字入力)と英語入力の切替を、

キーボードの1番左上の「半角・全角」ボタンで行われている方が多いかと思われます。


MacBook Airには、残念ながら「半角・全角」ボタンはありません。

そのボタンを呼び起こす方法は無さそうです。(簡単にはできなさそうです。)

MacBook Airの場合、キーボードの最下段のスペース付近に「英数」と「かな」のボタンがあるので、そのボタンにより切替を行います。




もしくは、右下の「fn」ボタンを押すと変換できます。


どちらの方法でも、使いやすい方を採用されると良いと思います。



また、入力中に

カタカナやアルファベットなどへの変換方法は下記のとおりです。

ひらがなへ → F6

カタカナ(全角)へ → F7

カナカナ(半角)へ → F8

ローマ字(全角)へ → F9

ローマ字(半角)へ → F10


「閉じる、縮小」ボタン

Windowsの場合、アプリケーションを、閉じるや縮小(最小化)ボタンは、

画面の右上に配置されています。


MacBook Airの場合は、ボタンは画面の左上にあります。

この左上のボタンをWindowsパソコンのように右上にできないか?調べてみたものの

難しそうでした。(簡単にはできなさそうです。)


また、「閉じる」の意味も異なります。

Windowsの場合、「閉じる」ボタンを押すと、アプリケーションは終了されます。

MacBook Airの場合、「閉じる」ボタンを押すと、アプリケーションは閉じられますが、
バックグラウンドでは起動している状態となります。

イメージ的には、iPhoneのホーム画面に戻る動きに近いのかもしれません。

アプリケーションの終了は左上の☓(バツ)ボタンでは、できないので注意が必要です。

ショートカットキーを覚えた方が早いかもしれません。

「閉じる」は、「command」+「w」

「終了」は、「command」+「q」

です。

MacBook Airでは、「閉じる」と「終了」で意味が異なるので、

下記のように使い分けすると良いと思います。

すぐに使う予定がある場合 → 「閉じる」

使う予定がない → 「終了」

「閉じる」は、バックグラウンドでは起動しているため、再起動の時間がはやいです。

しかし、メモリの容量を使うため、たくさんのアプリケーションをバックグラウンドで起動していると、パソコンの動きが遅くなる可能性があります。

また、バッテリーの減りはやくなったりします。


「終了」は、完全にアプリケーションを停止させるものなので、「閉じる」と比べると再起動に少しだけ時間がかかります。

その分、メモリは使用しないし、バッテリーの減りもおさえることができます。


「閉じる」と「終了」は、それぞれに、メリットとデメリットがあるため、

使い分けが必要です。


「Deleteキー」を作る


Windowsの場合、入力した文字の右側を消したい場合、キーボードの右上にある

「Deleteキー」を押すことが多いと思います。

MacBook Airの場合は、残念ながら「Deleteキー」はありません。

Windowsの場合であれば、右上にある「Deleteキー」があり、とても便利ですが、

それをMacBook Airで再現することは難しそうでした。(簡単にはできなさそうです。)


「Deleteキー」の代わりは、下記のショートカットとなります。


「fn」+「backspace」となります。

このショートカットキーを覚えて使用するしかなさそうです。

もしくは、「Deleteキー」を使わないようにするしかなさそうです。



おすすめする初期設定5選


ここからは、私がおすすめする初期設定について紹介します。


文字変換

キーボードに文字を打ち込むと、何も設定していない状態で、かつ、Windowsパソコンに慣れている方であれば、とても違和感があると思います。

なぜなら、

・文字入力の途中で勝手に変換される

・Enterを2回入力しないと確定されない

といった設定になっているからです。

正直、Windowsパソコンに慣れていると、かなり使用感が悪くストレスがかかります。

同じような悩みがある方は、下記の設定をおすすめします。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Google日本語入力のインストール

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

下記の方法でインストールして、キーボードの設定をすれば解決します。


1.Googleで「Google 日本語入力」と検索します。
下記のページが見つかると思うので、ダウンロードしてください。



2.インストールする

ダウンロードされたファイルは、Mac Book Airの場合、
すべて「Finder」というアプリケーションの中の

ダウンロードに格納されます。

ダウンロードされたファイルをダブルクリックすると、インストールできます。
完了すれば、ダウンロードファイルはゴミ箱へ移して、消して問題ありません。






3.再起動後に、キーボードの設定を行います。

インストールが完了すると、再起動を行います。

その後の、左上のアップルマークをクリックすると、システム設定ができるので、
システム設定を行います。



システムを開くと、左のメニューバーに「キーボード」という選択肢があります。
次に、入力ソースの「編集」をクリックします。


下記のような画面が出てくるので、左下の「+」ボタンをクリックします。





言語を日本語にすると候補が出てくるので、「ひらがな(Google)」を選択します。


デスクトップ画面の上のメニューバーの下記の選択で、「ひらがな(Google)」をクリックします。



以上で、設定は完了です。



◯ (参考)

MacBook Airの設定を変更するだけでも、ある程度は悩みを解決することができますが、

私は変換の候補がGoogle日本語入力のほうが使いやすいと感じています。

commandキーの位置設定

MacBook Airの初期状態であれば、絶妙な位置にcommandキーがあります。

commandキーとは、

Windowsでいえば、Ctrlキーのようなものです。

コピー ( Ctrl + c )

ペースト ( Ctrl + v )

などのショートカットキーを使用されている方も多いかと思います。

しかし、初期状態であれば、commandキーが絶妙な位置にあるため、

操作が難しいです。

その解決策として、下記の方法設定をすることがおすすめです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

キーボードの1番左下のキー(CapsLock)をcommandキーにする

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Windowsパソコンでも、キーボードの一番左下にCtrlキーがあるものが、

比較的に多いです。

中には、1番左下の隣にCtrlキーが配置されているパソコンもありますが、

それでも設定変更で1番左下に配置される方もいらっしゃいます。

MacBook Airでも同様のことが可能であり、

1番左下にcommandキーを配置することができます。



下記の方法で設定を行います。


左上のアップルマークをクリックし、システム設定を行います。

システムを開くと、左のメニューバーに「キーボード」という選択肢があります。
次に、「キーボード」をクリックします。



次に、下記のような画面が出てくるので、

「修飾キー」を選択し、「CapsLockキー」を「command」に変更する操作が
できます。




ちなみに、使用できなくした、CapsLockキーについては、Windowsと同じ機能です。

大文字入力をする際に利用するものです。

通常、大文字を入力する場合、Shft+◯(◯を大文字にしたいとき)

ですが、

CapsLockキーをONにすると、Shiftをおさなくても大文字が入力できます。

個人的には、Windowsパソコンを使用していたときも、利用したことがなかったので、

多くの方にとっても利用頻度は少ないと考えています。


画面分割

Windowsパソコンには初期設定の状態で搭載されている機能です。

アプリケーションのタイトルバーをドラッグして、左もしくは右端にあてると、

アプリケーションを2つ同時に見ることができます。

ファイルの移動やコピーなどの整理を行うときなどに使用すると便利です。

下記のようなイメージです。AフォルダとBフォルダを左右に並べています。

このようにすることで、AフォルダのファイルをBフォルダへ移すなどの作業がしやすくなります。

写真整理するときなども活用できる機能です。




上記のように、画面を分割するには、下記のアプリケーションをインストールすることで、可能となります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Rectangle をインストールする

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Googleで「Rectangle Mac」と検索すると、ダウンロードページがヒットします。

Google日本語入力と同様の方法でインストールできます。



F2で名前変更

MacBook Airでは、「Finder」というアプリケーションを使用して、データを管理することとなります。

全てのファイルデータは、「Finder」で管理されます。

Windowsでは、ファイル名を変更する際には、「F2」ボタンで可能でしたが、

MacBook Airの初期設定ではそのようにはなっていません。

下記の設定を行えば、F2ボタンで名前の変更が可能となります。


左上のアップルマークをクリックし、システム設定を行います。

システムを開くと、左のメニューバーに「キーボード」という選択肢があります。
次に、「キーボード」をクリックします。




まず、下記のとおり、左のメニューバーの「ファンクションキー」をクリックし、
「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」をONにします。






次に、下記のとおり、「アプリのショートカット」を選択し、「+」ボタンをクリックします。




すると、下記のような画面が表示されるので、「Finder」を選択します。



そして、下記のとおり

メニュータイトルに「名称変更」

キーボードショートカットに「F2」を入力します。




以上で、設定は完了です。

F2ボタンを押すと、名称変更が可能となります。

マウス設定

Windowsパソコンとは異なり、MacBook Airはとてもタッチパネルが優秀で、使いやすいと言われています。

私も実際に使用してみて、使いやすいと感じました。

しかし、

私自身はマウスに慣れているため、マウスのほうが操作しやすいです。


マウス操作をすると、MacBook Airの初期設定の場合では、Windowsパソコンと異なり、スクロールが上下反対となっており、違和感を感じました。

私と同じような悩みを持たれた方には、下記の対応をおすすめします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Scroll Reverser をインストールする

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Googleで「Scroll Reverser Mac」と検索すると、ダウンロードページがヒットします。

Google日本語入力と同様の方法でインストールできます。



以上が、おすすめの初期設定5選でした。

参考になれば幸いです。


今回はここまでです。ありがとうございました。

QooQ