【自由への一歩】貯蓄率の重要性について
貯蓄率の重要性について記載します。
前回のおさらい
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貯蓄率と投資リターン(運用率)による、「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間についての根拠を記載した。
私自身が導いた計算式は下記のとおり
a:1年間の手取り収入
b:1年間の貯蓄率(%)
c:1年間の運用率(年利)(%)
n:「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間
とすると、
( ( 100 + c )/ 100 )^n ≧ ( ( c ×(100-b) )+4b)/ 4b
→ b:1年間の貯蓄率(%) と c:1年間の運用率(年利)(%)を設定できれば、
n:「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間を算出できる。
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今回は貯蓄率の重要性について記載します。
手取り収入より、貯蓄率が大切。
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私自身は、「仕事をしなくても生きていける財源」を貯蓄するには、
手取り収入より、貯蓄率が大切と考える。
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前回の貯蓄率と投資リターン(運用率)による、「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間についての計算式について再度記載します。
a:1年間の手取り収入
b:1年間の貯蓄率(%)
c:1年間の運用率(年利)(%)
n:「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間
とすると、
この整理していく過程で、とても面白いことが分かります。
「a:1年間の手取り収入(円)」が途中で消えることです。
つまり、「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間には、
「a:1年間の手取り収入(円)」は直接的には関係のないことが分かります。
つまり、手取り収入より、貯蓄率が大切だということです。
本当に手取り収入は関係ないのか?
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間接的に関係する。
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「1年間の手取り収入」は本当に「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間に影響しないのかを考えます。
結論的には、関係します。
例題を出します。
1年間の手取り収入500万円のAさんと、
1年間の手取り収入1000万円のBさんとでは、
どちらが早く蓄財できますか?
この問題について、恐らく多くの方が感覚的にBさんと答えると思います。
その感覚は正しいと思います。
なぜなら、Bさんの方が「貯蓄率」が高くなる傾向にあると考えるからです。
どちらも1年間の支出額が同じく400万円だとします。
その場合、Aさんの貯蓄率は20%に対し、Bさんは60%となります。
したがって、同じ支出額となれば、貯蓄率が大きくなるBさんの方が蓄財するスピードは早いです。
間接的には「1年間の手取り収入」は影響するということです。
しかし、私はこの結果を見ても、手取り収入より、貯蓄率の方が大切だと考えます。
Bさんが手取り収入が多いことを理由に、余裕があると考えて贅沢をして過ごし、
1年間の支出を900万円使うとします。
その場合、貯蓄率は10%となります。
この場合、Aさんの方が貯蓄率が20%と高いので、「仕事をしなくても生きていける財源」への達成までの時間が早くなるからです。
つまり、どれだけ手取り収入が多くても、贅沢して貯蓄率を考えず使ってしまうと、いつまで経っても「仕事をしなくても生きていける財源」は達成できないということです。
そして、人間は生活水準を低くする決断はなかなかできないと考えます。裕福な生活水準に慣れてしまうと、なかなか抜け出せないのではないか?とも考えます。
したがって、貯蓄率の戦略をたてることが大切だと思います。
手取り収入が多いか、少ないかどちらが良いか?
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人による。
→自分自身で考えて軸を作ることが大切。
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手取りが収入が多ければ、多くの「お金」を使うことができ、生活水準は上げることができます。
その点でいえば、贅沢したいのであれば、高収入の仕事を選択するべきかもしれません。
ただし、贅沢しすぎれば、いつまで経っても「仕事をしなくても生きていける財源」は達成できません。
結局のところ、自分自身がどのような目標(人生を歩みたいか)により変わると考えます。
私自身の場合であれば、下記のように考え戦略をたてています。
現在の仕事を続ければ、貯蓄率を20~25%を維持できそう。
とりあえず、現在の仕事を「しんどくならない限り」継続できそう。
ただし、しんどくなったときのために、生活防衛資金は常に確保したい。
60歳から65歳になれば、「仕事をしなくても生きていける財源」は達成できそう。
同時並行で「楽しい仕事をするための準備(趣味)」として、ギターの練習やブログ作成を継続する。
結局は、人によるかと思います。
自分が何をすれば、「自分らしく自由に生きられるかの軸」があれば、ブレないと思います。
定期的に「自分らしく自由に生きられるかの軸」を見直すのも良いと思います。
私自身は定期的に見直しています。
ゴールデンウイークや年末の年に2回、そのような時間をとっています。
以上、参考になれば幸いです。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
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