【投資】全世界株式かアメリカか
今回は、全世界株式かアメリカ(S&P500など)のどちらが良いのかについて整理したので記載します。
※ 本記事の注意点
本記事で提供する情報は、投資の情報提供を目的としています。
これは投資アドバイスではなく、個別の投資判断の根拠として使用されるべきではありません。
投資には常にリスクが伴い、過去の実績が将来の結果を保証するものではありません。
読者の皆様におかれましては、ご自身の判断と責任において投資決定を行ってください。
著者および本ブログは、本記事の情報に基づいて行われた投資判断の結果について一切の責任を負いかねます。
結論
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人による
→投資決定は自分で行うしかないため。
(参考)
私自身は、
あれこれ悩む時間を勿体無いと考え、
全世界株式に投資している。
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インデックス投資をしようと考えると、
全世界株式とアメリカのどっちを投資対象にすれば良いのか?
と悩まれる方は、多いかもしれません。
この問いに対して、私は答えを持ち合わせていません。
下記の記事でも、記載のとおり
分散と手数料のバランスで判断すると良いと考えています。
全世界株式とアメリカとを比較して、
世界経済に分散するよりも、
アメリカだけで分散投資ができていると考えるなら、
アメリカを選択するべきでしょう。
一方で、私のように、
全世界の経済に投資すれば分散できるし、手数料もアメリカのみと比較しても大差がないと考える人は、全世界株式を選択するべきかもしれません。
全世界株式を選択するにしても、現時点では、アメリカ経済の比重が大きくなっています。そのため、世界経済を牽引しているアメリカ経済の情報は、注目しておいた方が良いのかもしれません。
ただし、別に注目しなくても、全世界株式を選択していれば、割合は勝手に調整してくれます。
アメリカ経済が後退しても、他の国の経済が成長してきたら、他の国の経済の重みが大きくなります。
その場合は、その成長した国の経済の情報に注目が集まると思いますし、注目しておいた方が、投資結果の理由がわかると思います。
いずれにしもて、全世界株式を選択すると分散投資ができるとは考えています。
世界経済におけるアメリカの重要性
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現時点では世界経済を牽引している
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前回記事「全世界株式インデックスファンドについて」の最後に記載のとおり、現時点では、アメリカの経済は世界全体を牽引しています。
現時点の状況では、アメリカの経済が後退すれば、世界全体も後退するということです。
なぜか??
例を使って説明します。
例えば、
アメリカの経済のみが後退し、日本の経済のみが成長するとします。
その場合、世界全体として考えれば、経済は後退すると考えます。
それは、時価総額加重型による考えが適用されているからです。アメリカ経済の全世界経済と比較した割合が50%日本経済の全世界世界と比較した割合が10%
だとすると、アメリカの影響を強く受けるからです。
つまり、現在の世界経済では、アメリカがNo. 1であり、最重要なのです。
だからこそ、全世界の経済とアメリカの経済とで、どちらが良いのだろうか?という論争がよく起こるのだと思います。
具体的な有名な投資商品であれば、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
と
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
が比較対象となり、
どちらが良いのか検討されることが多い印象があります。
S&P500とは?
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S&P Global社が算出・公表している、米国の主要な株価指数。
米国の大手上場企業500社の株価を時価総額加重型で評価している。
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先ほどから、たびたび記載している
S&P500とは、S&P Global社が作成している指数です。
アメリカの大手上場企業500社の株価を時価総額加重型で評価しています。つまり、アメリカのトップ500の企業を選定している指数です。
先ほどからの説明のとおり、現時点ではアメリカ経済は全世界の経済を牽引しているため、アメリカのトップ500の企業が世界経済を牽引していると言えるので、そのため、S&P500については、MSCI ACWIと同様に世界中から注目されている指数です。
長期投資をするなら
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投資コスト(手数料)も重要
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投資をするには、手数料がかかります。そのコストは当然ながら、安い方が、個人投資家にとっては助かります。
それが、長期的な投資をするのであれば大きな金額となり、投資結果が異なります。そのため、できるだけ手数料の安い商品で信頼のできる商品が良いと考えます。
先ほど紹介した商品は、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
と
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
については、どちらも手数料が安く、個人投資家にとって知名度の高い投資商品です。
株式投資とどうのように向き合うのか
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人による
→投資目的が異なるから
私の場合は、
長期投資、分散投資を目的としており、投資に可能な限り時間をかけたくない。時間をかけず、より分散のできる全世界株式を選択している。
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結局、どうすればよいのか?
と悩まれる方は、
自己分析をするしかないと思います。
投資とは、
将来のより大きな経済的利益や成長を目指して、現在の資源(主にお金や時間)を戦略的に活用することです。
自己分析をして、そもそも自分が投資をしたいのか?投資とは、現在よりも未来を優先するものだと考えます。たとえば、私の場合は、年間の貯蓄率を25%以上を目標としています。
その余剰資金から25%は投資に回したいと考えています。
でも、その投資に回す金額は、余剰資金のため、現在に使用しようと思えば使用できます。旅行、外食、趣味などの今を充実させることもできます。だからこそ、自分がどのような人生を歩みたいのかを自己分析しないといけないと思います。
私の場合は、今の仕事はずっと続けられるのかもわからないうえ、正直にいうと今の仕事は好きではありません。
しかし、転職する勇気は湧きません。それは、会社員であり安定的に収入を得られ、それなりに福利厚生もマシだと感じているからだと思います。
個人的には、旅行、外食、趣味などを少し我慢して、そのお金をリスクは承知のうえで、株式投資をして、将来的に「仕事をしなくても生きていける財源」を得ることが、私自身にとって、「自分らしく楽しく生きる」方法だと考えています。
もちろん、投資はリスクがあるので、思っている結果にならないこともあります。
つまり「仕事をしなくても生きていける財源」を得ることができず、継続して嫌な仕事を続けないといけないかもしれません。
それは、わかりません。
しかし、投資しなければ、「仕事をしなくても生きていける財源」を得ることはできません。(私の収入の場合ですが。。。)
何を優先させて生きるかは自己分析が大切です。また、私の場合は、単純に仕事をしたくないというわけではなく、「楽しいと思える仕事」でかつ「自分のモチベーションにより行える仕事」が自分らしく楽しく生きるには必要だと考えています。
楽しいと思える仕事を自分のモチベーションにあわせて行うことができたら、
とても楽しいと想像しました。
現在は、私自身は、ギターが好きなので、ギターに関連する仕事ができるように情報発信に取り組んでいます。
そのため、できるだけ投資へ時間をかけたくありません。
だからこそ、私自身は「全世界株式」を選択しています。
より分散投資ができ手数料が安い商品が存在しており、長期投資が可能だと思うからです。
インデックス投資は、長期的にみれば投資する人が望むリターンを得られる確率が高いと言われています。
それは過去の結果からの分析なので、未来も同じような結果となるかは分かりません。保証もされていません。リスク資産だからです。
何を優先したいのか。どんな人生を歩みたいのか。
自分自身と向き合って、投資決定することが重要だと考えます。
参考になれば幸いです。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
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